イラクでの抗争は今、もっとも身近に理解できる時事問題ではあります。

このテーマについては、言いたい事は山ほどありますが、今日はイラク問題に基づいた自分なりの論議を書いていこうと思います。

イラク問題について取り上げた様々なメディアの情報をいろいろ今までも読んだり見たりしてきました。

はっきり言って、一番問題なのは、アメリカの行動ぶりだと私は思っています。しかし、それに対して武力行使もどうかとは思っています。

ただ、イラク国民の立場に立った時、おそらく日本人であっても同じ結果を辿っていたと思います。

イラクの収容所で収容されているイラク人の方々の犯した罪で特に私が注目したのは殺人罪で収容されている方々。

その多くは、家族等、大切な人を殺された人が報復のため、相手を殺したというものでした。

イラクの人たちはとても家族などを大切に思っています。
それらを考えた時、アメリカが今までにしてきた事に対して、やっぱり報復でさらに惨劇が起きるのは目に見えている結果でしょう。

例え、アメリカが正論を並べたとしても、イラク国民がアメリカ等他諸外国の参入を望んでいないのであれば、その時点で救援という意味を果たしていないような気がします。

直接その地に足を踏み入れなくとも、他にもたくさんいろいろな方法はあるはずです。金銭的な援助でもいいと思っています。

それなのに、ズカズカと入り込むから、ますます話がこじれてしまい、争いが起きるのではないのでしょうか?

私達の住む日本でも、過去の第二次世界大戦中、特に沖縄の話ですが、日本がおち、アメリカ軍が降伏を求めてきたときに白旗をあげて投降しようとした日本人を、近くで隠れていた日本兵が、恥だ等ということでその場で射殺したり、無理心中したりしたそうです。

それくらい、その土地の人たちが他国、他民族の介入を嫌がっているのであれば、わからなくもない話です。
そんなに今、あせらなくてもいい問題だと思います。人命がかかっているのであれば。

宗教や習慣、考え方がひとりひとり違うように、各国でも全く異なります。アメリカの今までのやり方は、正直ひとつも賛成する事ができません。

 そんな最中にイラク人の虐待問題が発覚し、アメリカの民間人の
虐殺もありました。こうしている間にも、まだ眠れぬ夜を過ごすイラクの子供達を含む国民がいるのです。

 一刻も早く、安心してまた家族仲良く過ごせる日が戻ってほしいと常々願っています。

 

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