ここ最近でニュースで見かけるんですが、私としては、だからって敵対心を抱くわけでもないです。

 教科書問題に関しては、確かに掲載するべきだと思っている派で、高校時代に教科書には載っていませんでしたが、当時の教科担当の先生が独自に集めた資料を配布して、何時間もかけて授業をしてくれた事がありました。

 南京大虐殺や従軍慰安婦問題に関しても、もちろん戦争の事をいつまでも引き摺って今の世代に責任を求めるのも…という意見もわかりますが、人道的にはかなり許せない事で、戦中だったから、残虐な事は多少は仕方ないというのは、ちょっと違うかなと思いました。

 中学時代の社会の先生が、どうして歴史の勉強をするのかという質問に、「過去を知って、それらを教訓にして過ちは繰り返さないように認識する」とおっしゃっていました。

 私も、それを強く思っていますし、そうあるべきだと思っています。それを考えると、どうして今でも反日感情が生まれているのか、どうしたら、和解できるのかを、今の世代にも考えて欲しい、何かいい方法を見出すためには、その過去に日本がした事も、きちんと伝えていくべきだと思っているのです。

 暴動は暴動でいい方法だとも思っていませんが、それに無関心なのも、じゃあこっちもやっちゃうか?ってのも、何の解決にもならないし、いい方向でもないと思います。

 もし、まだ南京大虐殺等を知らない方がいらっしゃれば、一度調べてみてください。そんな非道な事が起きていたのが現実で、逆に日本がされていた立場だったら、どうだったんだろう、とも思います。

 歴史を知る事で、本当の方向性が生まれるとも思いますし、考えていかなきゃいけないと思います。一方的に中国等でこんなことが起きている…だけじゃなくてね。

コメント